その13 「月夜~ブルームーン~の交換会」
『今夜はブルームーンなんだよ、
次に見れるのは2年後なんだって』
そう伝えたら
すぐ送り返してくれた
特別な夜のブルームーン交換会
今夜も温かく優しい気持ちで眠れるよ^^
…… 昨夜、君は仕事だったのに
ちゃんとこっちの思い見越して 時間を作ってくれた。
10日ぶりなのに
逢える、と分かったら心臓が暴れ出して
やっぱり嬉しい自分がいた。
どんなに
もう無理、おしまい、さようなら、
なんて思って書き殴っても
全然終わりになんて出来やしない。
君もこっちのおかしな様子に
さすがに困ったみたいで
【もう、あんまり心配させないでね、
本当に困ったお嬢さんだ!】
と
優しく抱き締めてくれて
私のグズグズもちゃんと聞いてくれ……
ながら
「もうおしまいにしなさい!」的に
またグズグズ発してる口を
唇で塞いだ……
けど懲りずに話しちゃってたね、ごめん!笑
そんな私なのに
優しく微笑んでくれて
また君のその柔らかな笑顔に
絡まってた心が
完全にほぐれてしまったよ、あっと言う間に…
『何でそんなに優しいの?』って聞いたら
【好きな人には そうなるの^^】って。
ううん、君は誰にだって優しいよ
って言うと
【欠片ちゃんには特別優しくなるよ^^】
俺は簡単に怒れないし
言い合う気もないし
だからずっと好きでいられるよ、
と
穏やかに話してくれたね。
でもあーだこーだ、
寂しかったんだ、と喚く私に
【全く、誰が穏やかに行こう、って言ってたんだっけ??】
と困った様に笑いながら問いかけて
『はい、自分です………』
【でしょ?^^
なぁんにも心配しなくて大丈夫だから
穏やかにずっと仲良くしてましょうね♪】
温かな胸の中に顔を埋めて
『はい… ごめんなさい…』
素直に謝るしかない自分、笑
やっぱりLINEじゃなくて、
ちゃんと話さないと分からなかった。
あの日 君がやっぱり逢えない、と言った
また別の理由も、
思う様に連絡もらえなかったあの日の日中も。
君には君の事情があった、
分からないから勝手に悪い方にしか考えられなくて
終わる事に繋げていた。
昨夜も特別な二人の時間だった。
何回も伝えたし、メールでもまた伝えたけど
無理、
君を嫌いになるとかとにかく無理、諦めた、笑
とにかく好きで仕方がない。
書き足りないから
また書こう…。
大好きだよ………♡
**欠片**